合肥旅行2 三国遺跡公園〜張遼墓

バス南駅に戻って、次は三国遺跡公園へ出発。地図上では合肥市の北西に位置しているこの公園。バスでもいけるらしいがもう面倒なのでタクシータクシー。*1タクシーはどんどん田舎に向かって走っていく。公園に着いた時はあたりはもう何もない農村になっていた。降りるときに運ちゃんが「帰りはタクシー拾えないから300番のバスに乗って帰るんだぞ」とアドバイスしてくれた。ありがと運ちゃん(●^o^●)


(三国遺跡公園入り口)


中は広い公園になっている。屯兵営遺跡、兵器鋳造窯跡などがあり、見られるようになっている。


屯兵営遺跡


なんだかシュール!!と思ったのは私だけでしょうか。


東門の付近で。むかしは東門が残っていたみたいですが、今は石碑が建てられているだけ。文物陳列館みたいなところで写真を見ることができる。あとは基本新しい建物だったので、そのまま合肥へ引き返した。帰りは入り口出てすぐのところにあるバス停から、300のバスに乗って市内へ。行けるかどうかはわからないけどとりあえず乗ってみる。終点付近に行くとにぎやかになっていくので、そこでまたバスを乗り換えて次は張遼の墓がある逍遥津公園へ。私はまたしてもタクシー。


張遼の銅像が出迎えてくれる。公園は小さな遊園地もついている。

ここには衣冠塚*2と、張遼の墓があるそうだが、行きの汽車で読んだ『三国大墓』という本によると張遼の本当の墓は実は曹操一族の墓の近くに作られていて、その上現在ではどこにあるかわからなくなってしまったそうだ。ということはこの墓は偽物…まあ、でもせっかくなので行く事にする。何事も実際に見てみることが大事。ただ衣冠塚は本物らしい。*3


しかし、衣冠塚に到達するにはボートを漕いでいかなければならなかったので、私は断念。なぜかここのオールのボート、オールが固定されていなくてすごくこぎづらそうだった。


その後文物館へ。10元くらいで入場。ただ中はあんまりこれと言ったものはなかった。
それから張遼の墓へ。


神道も作ってある。


その裏にお墓が。嬉しそうに写真を撮る私の隣で「これ偽物だよね?ねえ偽物だよね??」と話して通り過ぎていく人。やめて!知ってるから!(ToT)
逍遥津公園の向かいが大きな繁華街のようだったので、そのままそこら辺をぶらぶらすることに。ぶらぶらしていたら突然寺が出現。




おおお!これがまさかの教弩台!曹操が昔ここで兵士に弩を練習させたと言われる場所。


お寺の中には三国時代使われていたとされる井戸もあった。
見終わって屋台で焼きそばを食べて、もう少しぶらぶらしようかな〜と思っていたら雨が降り出したのですぐバスに乗ってホテルへ帰る。雨は勢いを増し暴風雨となったのだった。セーフ…。

一応、これで三国志関連の目標は達成。
公園と教弩台は3日目に行こうと思っていたので、この日に行けてラッキーだった。
あとは旅のまとめみたいなのを少し書く。

(続く)

*1:タクシーは安いので時間がない時は活用した方がいい

*2:他の場所に埋葬されたり、遺体がない人の服や冠を埋葬する場所

*3:というか衣冠塚があったら墓は自然と偽物ということになる