成都旅行

2012.6 成都へ旅行へ行ったのでその時のレポート

1日目

私の住んでいたところは江蘇省成都四川省
まともに電車で行くと片道1日以上かかるので今回は時間をお金で買う。
そう、飛行機に乗るのだ。それでもオフシーズンらしく、
往復2000元くらいで乗れた。安いな。。。

バス停までは三輪タクシーで。早朝、バスや普通のタクシーが無い時間帯は普通に足元を見てくる三輪タクシー。まあ、それでも25元くらいだから私達にとっては安い。でも言い値で乗るのは悔しいので20元にしてもらう。家を出た瞬間から戦いは始まっています!!笑

まず南京まで2時間バスにのり、そこから飛行機で成都へ。今回の旅のメインは劉備の墓と張飛の墓。(と、九寨溝
張飛の墓は成都にはなく、成都から5時間ほどバスに乗っていった阆中という街にある。
成都飛行場からすぐタクシーを拾いバス駅へ。そこから阆中へ。


※バスの駅 もうひとつ火車駅そばのバス停からもいけるはず


※朝7時に家を出てホテルについたのは夜10時。
 お店はほとんど閉まっていた。


そして暗闇の中で見た街中に溢れる「張飛」の旗。
多分中国で一番張飛を推してる地域なのではないだろうか…きっとそう。

2日目

朝ごはんを食べてすぐに観光に。張飛の墓一帯はず〜っとおみやげ屋さんが並んでいるので結構楽しい。張飛がいっぱいいる。一緒に写真とった。ホテルはこのゾーンに取るのがおすすめ。よっぽど変な店はないと思う。


※ぼっちで歩かないでくださいという注意書き。う、うるせー!


張飛の寝首を掻っ切った奴は2000年の時を超えて今もなおこんなん。



※墓だ!


※ブロンズゾーンの桃園の誓い

※これむっちゃ欲しかったけど重いから断念

三国志産業なんとか館というのがあってワクワクしながら言ったら、ただのおみやげ屋さんだった。


※桃園の誓いアゲイン

満足して昼過ぎにまたバスに乗って成都へ戻る。帰りは酢臭いと思っていたら後ろの席の人がおみやげの酢を大量にぶちまけていたことが降りるときに発覚した。この5時間は結構しんどかった。
成都に帰り予約していたホテルへ。

3日目


まずは青羊宮へ。ここは道教系の施設。朝なのでいい雰囲気。残念ながら道教に関しては知識がないのであまり意味はわからないが、日本で言う神道のような、民衆に密着した昔からの信仰だという。かなり古い歴史をもっているそうだ。

その後杜甫がたくさんの詩を作ったと言われる杜甫草堂へ。

杜甫どうした


張飛アゲイン ここの牛肉麺 赤いけど辛くはない

そしてメインの武侯祠へ。
ここはさすがに成都イチオシの観光地らしく、いろんな地域から来た観光客で賑わっていた。むっちゃこんでる。

※中国が認める三国志の聖地


※展示館には日本から寄贈された人形劇の孔明先生もいた


※この後ろが劉備のお墓

早めにホテルに入っている旅行社で九寨溝のツアー申し込みをするも今外国人はいけないと言われる。
まさかまさか!まあ、チベットとかは外国人いけなくなることもあるらしいけど、九寨溝でそれはないだろうと思って他の旅行会社に電話する。調べて返事します、というも
連絡がない。きっとこれは返事をする気がないのだ…。

蜀漢路と蜀漢街を間違えて全然逆の場所へ行ってしまった。
タクシーの運ちゃんにどら笑われた。

4日目

朝一で成都駅へ。成都駅ならきっとそのまま九寨溝へ行く客をひく旅行社があるだろうとの狙いがあって。
結果無事旅行社で九寨溝ツアー、二泊三日の旅を申し込んだ。翌日出発。今回はやっぱり時間がかかるのがいやで飛行機がいいんだけどって言ったら飛行機は高いからやめときな!って止められたのでバスで10時間かけていくことにした。二泊三日で2000元弱。ちなみにこれが一番いいレベル。お店の人も安すぎるのはやめた方がいいと言っていたし、私もそう思う。

その後金沙遗址博物馆へ。



これだけ大きな街がどうして歴史の舞台から消えてしまうのか、不思議。そして結構金のお面とかお宝が出てくる。
これもミステリー。釤あ〜あの金のお面なくしちゃったよ〜!ま、いつか出てくるか。釤とか言いながらそのまま忘れて引っ越したわたしのような人間が昔の中国にも一定数いたのではないかと信じてやまない。歴史のロマン!

夜はもっかい武侯祠地区に戻り、なんちゃって川劇(四川の伝統劇。お面が高速で変わる)を見た。
成都は本当に劉備を愛しているな。。。南京の孫権にも頑張っていただきたいところです。

5日目

朝五時に起きて黄龍行った。
マイペースな中国のおっさんたちと一緒に回っていたらバスに遅刻してガイドさんに怒られた。
いや、あれはおっさんが毎回写真を取ろうとするから遅れたんだ…

※途中で通った四川地震の現場

※水がきれい

ご飯に肉が殆ど出てこなくて中国人もぶーぶー
これなら外の店でめし食ったほうがマシだったが歩きづめでそんな体力はない。
黄龍でこれを飲めば高山病にならないという薬も売られるが義務ではない。ほとんど買っていなかった。
あと酸素ボンベも売られるが一応コース内に酸素室みたいなのもあった。私は高山病にはならなかった。

6日目

朝ごはんおかゆと饅頭(蒸しパンみたいなの)中国人は米スープと皮肉っておった。
朝8時から夕方4時まで九寨溝。バスがあるためかなり効率的に回れる。しかしこのバス、
無秩序の極みで待ってたら何時まで経っても乗れないし、座れない。私は一緒に回ってた中国の人が助けてくれて座れた。
民族衣装を着て写真をとれるのだけど、最初のゾーンでは20元。山頂付近では10元に値下がっていたので待つことが大事。
この日は遅刻せずオンタイムでバスに間に合う。昨日遅れたおっさんは今日も遅れておいてかれた(近いからね)そこんとこ容赦無い、中国w





その後チベット族のおもてなしみたいなのをを受けて
更に私は100元くらい払ってショーを見に行った。結構本格的なミュージカルでした。
この日の夜の料理は ま と も だ っ た !
卵とトマトの炒め物が出てきた時の私達 \(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

7日目

お土産物屋をめぐりめぐり成都
今回のツアーは広東人、東北人、上海人と中国各地から集まっていていろんな普通話を聞けた。
やっぱり広東訛りの普通話はかわいい( ̄▽ ̄)東北人は舌めっちゃ巻く、上海人の人とは何か親近感湧いた。住んでるとこ近いからね。
と同時にやっぱり自分の中国語の不足な部分もはっきりわかって凹む。
昔から繰り返している。

夜生徒の隣の新都に馬超の墓があるみたいなのを見つけ、動揺する。

8日目

がっつり寝坊し、永陵へ。五代十国の蜀の王建という人のお墓だけれど保存状態がかなり良くて、お墓の中にはいれる。王建像は国宝。石の棺もかなりかっこいい。

その後バスに乗り40分、新都の桂湖公園に。馬超の墓か!と思いつつ実際は馬超墓(であろうところ)から持ってきた石碑が展示してあるだけだったアーメン。でも漢代のお墓を再現したゾーンがあったり、併設の博物館を見れたりと結構楽しかった。
その後バスで成都に戻る途中に動物園に寄る。ぱんだぱんだ!パンダのふるさとということでパンダ盛りだくさんを期待していった。

※その結果

※ホワイトタイガーもおる!

※広場の警官が近代的
夜は少しぶらぶらして帰る。これで成都の旅はおしまい。

9日目

朝7時にタクシーに乗って飛行場へ。
3時くらいに家につき、洗濯をし、そっこー映画館へ画皮2を見に行き旅をシメた。

まとめ

成都は観光しやすい。でも道の渋滞が半端無かったので、若者はバスで移動すると良い。
っていってもバスの停留場いちいち地図見ながら調べるのめんどいんじゃー!!!と思ったら
まず見覚えのある有名そうな場所で降りる。有名な場所から別の有名な場所までは結構つながっているので
降りた先でまた乗り換える。そうやってくと意外と簡単。
まあ一番いいのはあいほんとか、そういうの使うんだよ。一発だしね。

一人旅で火鍋食べられなかったのが残念。
画皮はよかったど!

帰ってます

今は妹に「25歳でニートってどうよ」とか言われながらすねかじってます。働く気はあるのでフリーターくらいにしといてほしいです。
日本に帰ってすでに頭の中は日本モードに切り替わりました。まだ乾杯の時に先に飲んでしまって注意されるんですが、よく考えたらこれ昔からやって注意されていました。中国にいるときは指摘されたことなかったんです。みんなジュース飲むし、ひとり勇んで白酒(50度くらいのお酒)先に飲んじゃうなんてことはさすがに私でもしなかったし。
25歳で人生四分の一だいたい終わって新しいステージが始まったような気がします。四分の一でいい、私は長寿だろう、多分。相変わらず以後中国語とはお付き合いを続けて行くのでしょうが、これから25年で中国を超えるビッグな出会いに期待したいですね。
何にハマるのかな…出会いはいつも突然で衝撃的です。その感覚にまた出会えるのかと思うとワクワクします。


5月の誕生日からずっと誕生日プレゼントのことを覚えていてくれたので、全力を出してプレステ3をお願いしたら却下され、北方謙三水滸伝全巻も却下されたので社会人ぽい時計を買ってもらいました。しかしハッピー!\(^o^)/

7月3日に日本に帰ります。
今から最後の中国旅行に行って来ます。なんだかまとまらない文章をだらだらと書きます。
もうこれで日本に帰ったから結婚やら就職やらでしばらく中国へくる機会がないし、もしかしたら二度と来れないかもしれないので今回は奮発して成都の旅に出ます。
人生いつ最後のチャンスになるかわからないからね。やれる時にやっておくことをオススメいたします。ただほとんどの人にお前はまた来ると予言されます。そうかな?

今でこそわたしは墓ガールと称してあちこち一人で歩き回ってますが、実は一人で出かけられるようになったのはつい最近のことなんです。
それまでは旅行は絶対二人以上で行ってたし、一人旅はつまらないと決めつけていました。
というか一人で行動するのは怖かったんです。

4年前は言葉の問題で怖くて一人旅できなかった。2年前、来たばかりの時もまだあまり言葉ができなくて飛び出せなかったんですね。でも、1年経ったあたりでようやく自信がついて来て、一人で出かけるようになった。
幸い、江蘇省には三国志の武将の墓がたくさんあったので、まずは日帰り、一泊とだんだん長期でいけるようになって行きました。

慣れるまでかなり時間かかってますが、これが私の度胸レベルなんでしょう。
今回は成都に行って、更に張飛の墓まで足を延ばす予定です。

別に一人で行く俺かっこいいだろって訳でなく、単純に行く人がいないのでひとりでいってるだけです。まあまずみんな墓参り(しかも自分がよく知らない人の)行きたがらないよね。私も誘いませんが(笑)
でももし一緒に行ってくれる人がいたら、私は一緒に行きたい。
一人は慣れたけどやっぱりみんなで行った方が楽しいなあと思うんです。特に中華料理の美味しいやつは複数人で食べるモノが多いので、ひとりだと同じようなモノしか食べられないんですよね。

そして私の心の中の胆小鬼がでて来ると結構ヤバイ。諦めちゃう。
中国語は別に話せなくてもいいから、
横にいてくれるだけで強くなれるんです。何かの歌詞のように。
あと荷物の管理とかも一人だと不便な時がありますね…。

それでもわざわざ足を運んで出会うものはいつも新鮮で面白いです。本当周りに迷惑をかけて好き勝手にやらしてもらえて私は幸せだし、かなり恵まれた環境にいるのだということを最近はひしひしと感じています。


今回の旅がどんな旅になるのか。また帰ったら記事を書きたいと思います。

春去春又回

[中国][李宗翰][ドラマ]
まだまだ李宗翰祭りが終わらない私はついにこのドラマに手を出しました。
本当は射雕英雄传って言うのを見てたんですけど、
もう気になって気になって全然見る気にならなかったのでいっそのことと思いこちらを見ることにしました。
後半20話は2日で見たよ。

話のあらすじ

とある農村の何の変哲のない兄弟のところへ、上海からの使者が。
なんと、兄弟のうちの一人が上海の大富豪の息子だったのです。
そして家族が上海へ行くことにより、運命の歯車が回り始めます…

以下ネタバレを含む個人的な感想

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