美人心計

画皮が終わって心にぽっかり空いた穴を埋めるべく、美人心計を見ていました。
BSでもだんだん中華圏のドラマを放送するようになって来ましたね。
そうだよ、大陸で面白いのは古代劇なんだよ!!と手を叩いて喜んでいます。

weibo(中国版ツイッター)でも評判が良かったこのドラマ、簡単な感想を。

以下ネタバレちゃん

続きを読む

戻って参りました。

中国語の記事と分けて使えるし、ギャラリーも設置できるという理由だけで
ワードプレスに移行して、一応作っては見たものの、私にそんな暇はなかった。
日中の仕事は全然忙しくないんですが
帰って、美人心計見て、結婚式の準備したら
もう1日が終わってしまうんですよね。いや、美人心計は外せないんだ…
この社会では時間は本当に貴重なものだと思い知らされた。
そしてまだまだタイムロスが多いと感じる毎日です。
うまく時間を使えるようになりたいです。

最近は式の準備とか、引越しの準備とか、いろいろやってました。
正直結婚式場の商売のやり方に怒りを覚えること何回も。
私はほとんど結婚式にたいするプランを立てずに式場選びから始めたので
下調べなしで旅をするのと同じくらいのロス感があります。
でも旅と違って人生でそう何回もできないから後悔することしか出来ない。
ココらへんのもやもやは結婚式をあげたことのある人は少なからず抱いているのではと思います。一段落したらまた結婚式についてまとめを書こうと思ってます。

私は金を浮かせるために動画とペーパーアイテムをすべて自分で作成中。
むしろこんな時にしか役に立たない私のスキル。
「面倒だから頼む?」という甘い誘惑に打ち勝ってみせる…!

美人心計は残すところあと5話になりましたね。
最初はなかなかおもしろかったものの、恋愛ものとしては複雑さにかけるし、宮中の陰謀物語としては簡単にカタがついてしまうしで、少し物足りない感じです。美人とタイトルつくだけあって、美しい女性ばかりです。私は杨幂が一押し。イケメンは全然出て来なかった。
宮中のドラマは初めてなので、娘娘とか哀家とか、今まで知らなかった語彙がまた増えたのが収穫です。

以後また日本語はこっちに、中国語はsinaブログで書こうと思います。
そんな近況報告でした〜

ことばのふしぎ

日本語は世界で一番難解かつ美しい高貴な言語だ。

そこまでは言いすぎだけど、
「日本語は世界一難しい言語」と考える人は多いかもしれない。
確かに書き言葉にひらがな、カタカナ、
漢字を織り交ぜるこのスタイルは外国人にとっては難しいかもしれない。

しかし発音や文法はそこまで難解とは言わないだろう。
何よりどこの国の人も「自分の国の言葉は難しい」と考えるものだ。
私は中国語を勉強していて、なんちゃって話せるのだけど、
中国人に日本人だということを告げると
「ええっ?中国語が話せるなんてすごい!
だって中国語は世界の中で1番難しい言語なんだよ!」
とよく驚かれる。

中国語は確かに、発音は難しい。でも動詞の活用がないという特徴もある。
また、欧米人にとって漢字は未知そのものだが、
私達漢字圏の日本人にとっては苦にはならない。
(これは日本語でも言える)
そんなふうに学習者の言語的な背景によっても難易度は変わるので
○○語は世界で一番むずかしい言語だ!とかいうのを見ると
いやいや、優劣なんてつけられませんて…と思ってしまう。

言語世界地図 (新潮新書)

言語世界地図 (新潮新書)


今回読んだ本は、そんな世界の言語について書かれた本。
地域ごとの簡単な言語史と、その分布が地図もついていてわかりやすい。
読んでみるとやはり1国1言語ではない国が多いし、
利便性のために母語とは違う公用語を使う人々も結構いる。
世界的に見ると日本の環境は異質なのだと思う。
インターネットが発達して、
外国人と母語以外で交流することも生活の一部になってきたけれど
私のこの環境はまだまだ世界の水準には達してないよなあ。

ちなみに読んでると発音特徴、文法特徴についても少し書いてあるので
これを読んで視界を広げてから次に学ぶ言語を探すのもいいかもしれない。
私は大学時代からストップしているインドネシア語をもう一度やろうか迷っている最中なのだった。。

勝手に読書週間

読書の秋が始まる前からフライングして今は読書ブーム。
2週間に1度図書館へ行き本を借りる。今メインで狙っているのは北方謙三水滸伝
7月からずっと読みたかったが、ずっと貸出中だった。
その間他の本を借りて待っていたのだけど、一向に帰ってこないので予約したった。
予約された本は返さなければならなくなるので、
私は華麗に水滸伝仲間(であろう)おっさん(決めつけ)を抜いていく。
これぞ仁義なき戦いじゃ。
その予約の北方水滸伝が来るまでに読んだ本がこれ

読ませるブログ (ベスト新書)

読ませるブログ (ベスト新書)

ブログを書こうとしているのだけど勢いがないとどうしても書けないので、
何かの助けになればと思って借りてみた。

私のようにブログの書き方がよくわからない
そもそも文章の構成がわからないという人におすすめ。
ブログを書く時の心構え、ちょっとしたテクニックなど、
文章に対する素人でも分かりやすいように書いてある。
修正前と修正後の違いが載っているのも大きなポイント。
文章って「これがいい」とだけいい例をだされたらあとは真似するしかなくなるもんね。

見せ方や構成を少しかえるだけで文章はぐっと引き立つということもわかった。
長い文章をかくだけがいいんじゃない、
難しい言葉、文学的な言葉を並べればいいってもんじゃない。

最近、北方謙三を読んでいてもそれは感じた。
あの水滸伝は一文がすごく短い。
しかも、歴史物のくせに単語が簡単。
だから止まらなくなる疾走感を持っている。


そして筆者のスタンスも素人だからいいんです!
普通の人ももっと情報発信をしよう、あなたの体験が誰かの役に立つかもしれないから
と、非常に前向きななので読んだあとには不思議とやる気が出る。

だから私も今こうして書いているわけなんだ。
これを読んだと公言することは、ちょっとリスキーな気もするけど
ブログを書く人で、特に何を書けばいいかわからないという人には
おすすめしたい一冊です。

寻枪 ネタバレ有り

最近見た映画。これは関雲長で曹操を演じた姜文が主役を演じている。
舞台は貴州のある田舎町。町の警察官である馬山(姜文)が朝起きてみると、ない、ない。持っているはずの拳銃がない。
それを探すという至ってシンプルなストーリー。





以下ネタバレ
メモ

続きを読む

孫堅墓

孫堅の墓に行った時のことを書こう。
江蘇省は呉の地で、孫権がその昔南京に都をおいた。
だから呉の武将の墓が結構いっぱいある。本当は南京に孫権の墓があるのでここに行こうとしたんだけど、
ネットで調べている途中もっと近くに孫堅の墓があるという情報をキャッチしたのでそっちに行くことにした。

と全部書こうとしたのだけど詳しくはtogetterにあるのでそちらをご覧くださいw

三国志孫堅の墓に行ってきたまとめ〜

2011.6 洛陽旅行


2011.6 洛陽に行ったのでレポート。結構弾丸。

洛陽のメインは関羽首塚(出たよ…)
中国の超メジャーどころなので一度入ってみたかった。この時はとなりの日本人先生も一緒に行って下さった。ありがたや。

1日目

江蘇省から洛陽までは寝台電車でだいたい12時間。
行きは一番いい席、軟臥に乗って行った。下の席だったがあとから来た子連れのおばさんが子供がいるから変わってくれと。それってありなの。でもただで変わるのはどうしても納得行かなかったから少しだけ金もらった。
ケチとかそういうんじゃなくて、そういうことを許すとこの国は変わらないんじゃないかと思ったから。多分しばらくは変わらないだろうが。

朝6時くらいに洛陽駅につき、ホテルへ行ってからすぐに世界遺産龍門石窟へ。
駅前の客引きはあっちはどうだこっちはどうだとすごくうるさかったけど、ひとこと龍門石窟に行くというと皆しぶしぶ「あっちにバス停があるよ」と教えてくれた。なぜだ…。何か取り決めみたいなのがあったのかな。

こんなかんじで石窟だらけ。すごい。でも顔が盗まれているものも多かった。

対岸から見るとその規模がもっとわかる。
これぐるーっと一周した。


実はこの山の中に白居易のお墓もあるのです。いいところにあるね。

その後バスに乗って白馬寺に。
私は呉・三国志白馬寺がいっぱい出てきていたのでなんだか馴染みのある名前。そして文献的には中国最初のお寺なので、すごく期待していったのだけど、やはり建物は全部新しかった。


仏教は仏教だけど、なぜここに作るのだ。。。

関羽首塚はお寺の後ろの方にちゃんとあった。


扉。


後ろに見える壁がグルッと一周回っている。中国の武将のお墓はだいたいこの形をしている。


金ピカ関羽もいるよ!


夜は火鍋を食べた。

2日目

少林寺に行った。バスで。
なんか少林寺の他にも違う山に行って寺みたいなのに行った。
少林寺情報は全く仕入れずに行ったので値段が正当なのかよくわからなかった。
見知らぬ観光地に行く場合は本当に事前下調べが必要。特に中国では手段が一つじゃない上に値段もピンきり。
あまり無駄な金を使いたくない人は移動手段と、移動時間、交通費くらいは調べておいたほうがいいだろう。


アチョー!少林寺はかなり観光地。


塔林 お坊さんのお墓


その後夜8時から市政府の前の噴水を見に行った。
一緒に行った先生はもう60を超えている方なんだけど、ものすごく元気でアクティブで一緒に行けて本当に良かったと思っている。
この噴水ももう疲れていたらダメかな?と思ったけれど行きましょう!とノリノリでいって下さったのでいけた。

3日目
まず洛陽博物館へ。

ちっさいのかなとなめとったらすごいものを見れた。


マジもんだー!


骨董市もあるよ。

時間が余ったので夕方までどうしようかと相談し、黄河を見に行く事に。
ダムが近くにあるらしい。
同じく旅行に来ていた中国のオバチャンたちと車をチャーターして一緒に行った。
実は少林寺で3時に出発するといったバスが4時に出発し、中国人の時間の概念に大して疑念を抱いていた私たちは1時間早目の時間を告げた。そしたらやっぱりオバチャンたちは30分遅れてやってきた。wwwwwww


スケールがでかい!

帰りは行きの寝台より一つランクの落ちる硬臥で帰った。
床にゴキブリが何匹か動いているのを発見して眠れなかったのだった。



おしまい^o^